19日、志布志市で信号待ちをしていた車に追突したにも関わらず、救護せずにそのまま逃げたとして、男(76)がひき逃げの疑いで逮捕されました。追突された車には未就学児の女の子と父親が乗っていて、病院に運ばれましたが命に別条はないということです。 (記者) 「大崎町方面に逃走した車の特定には追突された車に取り付けられていたドライブレコーダーの映像からわりだしたということです」 緊急逮捕されたのは肝付町前田の無職、横手秀則容疑者(76)です。 警察によりますと、横手容疑者は19日午後4時半ごろ、志布志市有明町野井倉の国道220号で軽乗用車を運転中、信号待ちをしていた普通乗用車に追突したにも関わらず、救護措置を行わずに逃げた疑いがもたれています。 追突された普通乗用車には30代の父親と未就学児の女の子が乗っていて、首や手の痛みを訴えて病院に搬送されましたが、命に別条はないということです。 普通乗用車のドライブレコーダーから横手容疑者の車を特定し、約2時間後に逮捕に至りました。 調べに対し、横手容疑者は追突して立ち去ったことは認めているものの「青信号なのに相手の車が止まっていたのでぶつかってしまった」と容疑を一部否認しているということです。 逮捕当時、横手容疑者からはアルコールも検出されていて警察は酒気帯び運転についても調べています。