女子大学生の衣類に体液をかけたとして、警視庁は、無職の田辺佑介容疑者(43)=東京都江東区住吉2丁目=を器物損壊の疑いで再逮捕し、27日に発表した。容疑を認め「誰かにばれるんじゃないかというスリル、してはいけないことをしているという背徳感など全てが興奮に変わった」と話しているという。 捜査関係者によると、田辺容疑者は津田塾大学の元職員。保安課によると、逮捕は26日付で、容疑は6~7月に小平市の同大学構内で、ロッカーから女子学生2人のハーフパンツを抜き取り、自身の体液をかけて汚したというもの。 また、下半身を露出してこうした行為をする様子を撮影し、複数の画像をネット上の掲示板に投稿したとして、今月22日、わいせつ電磁的記録記録媒体陳列の疑いで東京地検に追送検した。 田辺容疑者は、同大学の女子学生の衣類に体液をかけたとして器物損壊の疑いで今月6日に逮捕されていた。調べに対し、逮捕容疑も含めて10人ほどの衣類で繰り返したと説明しており、パソコンからは画像と動画計195点が見つかったという。(太田原奈都乃)