【南牟婁郡】虚偽説明で不当に給湯器の部品を購入させたとして、三重県警紀宝署は29日、特定商取引法違反の疑いで、いずれも浜松市中央区上島三丁目、自称住宅設備機器販売業鈴木智幸(47)と妻の明美(44)の両容疑者を逮捕した。いずれも容疑を一部否認している。 逮捕容疑は共謀して今年3月14日、御浜町阿田和の無職80代女性宅を訪れ、自宅のガス給湯器が「いつ壊れてもおかしくない。大丈夫なようにしておきます」などとうそを伝え、給湯器部品の売買契約を締結。設置完了を装い、1万3千円をだまし取った疑い。 同署によると、不審に思った女性が家族に相談し、4月に同署を訪れて発覚した。