「ガソリンをかけて燃やそうか」虐待の末に恋人の娘(9)を殺害した38歳男性→警察から逃れるために実行した『証拠隠滅』がすぐにバレた理由(平成21年)

〈「こいつはええねん」体中アザだらけ、真冬のベランダに放置しただけじゃない…9歳の娘に暴力をふるう「恋人男性」を見過ごし続けた母親(34)の末路(平成21年)〉 から続く 「こいつはええねん」――そう言って、真冬のベランダに9歳の少女を放り出した男がいた。そのそばで、母親は黙って見ているだけだった。 かつて社長令嬢として何不自由なく育ち、幸せな家庭を築いたはずの松井奈緒(当時34)は、なぜ“虐待母”へと変わってしまったのか。少女の体に刻まれた無数のアザ、そして「死んでもええんや」と吐き捨てた恋人(同38)の言葉――2009年、関西地方で起きた痛ましい事件の全貌を追う。なおプライバシー保護の観点から本稿の登場人物はすべて仮名である。(全3回の2回目/ 続きを読む ) ◆◆◆

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