特殊詐欺グループに口座転売容疑 7人を再逮捕 新たに男子高校生も関与か 全容解明を目指す

特殊詐欺グループに口座情報を転売したとして、愛知県警などの合同捜査本部は、男女ら7人を再逮捕し、新たに埼玉県の男子高校生を逮捕しました。 犯罪収益移転防止法違反の疑いで逮捕されたのは、住所不定、無職・西川悠輔容疑者(32)ら男女7人と、埼玉県川越市の男子高校生(18)の合わせて8人です。警察によりますと、西川容疑者らは2025年4月から5月にかけて、匿名性の高いメッセージアプリを使って、宮城県の女性から銀行口座と暗号資産アカウントを20万円で買い取り、詐欺グループに100万円で転売した疑いが持たれています。 警察の調べに対し、西川容疑者ら6人は容疑を認めている一方、男子高校生と女1人は黙秘しているということです。警察の調べによりますと、西川容疑者らは少なくとも3年前から年間1000回ほど口座を転売していたとみられ、国内最大規模の「口座転売グループ」とみられています。警察は、グループの実態や資金の流れについて、さらに詳しく調べを進めています。

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