大阪府警関西空港署は5日、タイから液状大麻を密輸したとして、台湾人の女(30)を麻薬及び向精神薬取締法違反(営利目的共同輸入)の疑いで逮捕したと発表した。すでに同罪で起訴されている。 署と関西空港税関支署によると、女は9月12日、タイからの航空機で関西空港に到着して入国する際、スーツケースの中に容器に入れた液状大麻を隠し、営利目的で輸入した疑いがある。組織が関与している可能性があるとして、認否は明らかにしていない。 税関支署によると、液状大麻は、調味料や化粧品などの容器計37個に入れられており、重さは計約20キロ。税関検査場で、麻薬探知犬がにおいに気づいたという。関西空港での液状大麻の押収量としては、過去10年で最大という。(西江拓矢)