障害者の就労支援施設でうその申請をして、札幌市などから1億円以上を騙し取った疑いで逮捕された男女3人が、実在する数十人の氏名を申請し、給付金を受け取っていたことがわかりました。 江別市の湯原透容疑者と札幌市の曽根将路容疑者ら男女3人は2022年から共謀し、湯原容疑者が運営する札幌市手稲区の就労継続支援B型事業所で、札幌市などにうその申請をして、およそ1億1800万円をだまし取った疑いが持たれています。 3人は、実際にはサービスの提供がなかったにもかかわらず、実在する数十人の氏名を自治体に申請し、給付金を受け取っていたことがその後の警察への取材で新たにわかりました。 警察は金の使い道や余罪がないかなど調べを進めています。