「ロレックス」の時計転売をかたり、50万円などをだまし取った容疑 大阪の男逮捕 兵庫県警

高級腕時計「ロレックス」の転売によるうそのもうけ話で現金などをだまし取ったとして、兵庫県警組織犯罪対策課と豊岡署などは10日、有印私文書偽造・同行使と詐欺の疑いで、大阪市北区の自営業の男(30)を逮捕した。同課は男の認否を明らかにしていない。 逮捕容疑は、すでに逮捕された会社員の男(32)ら男女4人や何者かと共謀して昨年4月ごろ、男性(22)に高級腕時計の転売によるうそのもうけ話を持ちかけるなどし、紹介料約50万円と男性が購入した腕時計「ロレックス」1個を詐取した上、虚偽の金銭消費賃貸契約書を作成し、男性に郵送した疑い。 同課によると、今回逮捕された自営業の男は、被害男性に時計購入のための費用の借り方などを教える役割だった。男らと男性は通信アプリ「LINE(ライン)」のグループチャットでやりとりし、自営業の男とみられるアカウントが「時計を転売したらもうかる」などと書き込んでいた。 内容虚偽の契約書は、被害男性を貸主として用意されており、同課は男らが偽のもうけ話などを信用させるために作成したとみている。 会社員の男ら4人はこれまでに有印私文書偽造・同行使と詐欺の疑いで逮捕され、うち2人は詐欺罪で起訴されている。

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