北海道札幌市中央区の公園で9月29日夜、17歳の男子高校生を殴ったり蹴ったりするなどし重傷を負わせたうえ、現金を奪ったとして、16~17歳の少年と少女合わせて4人が逮捕されました。 強盗致傷の疑いで逮捕されたのは、石狩市に住む無職の少年(17)と札幌市中央区のアルバイト従業員の少女(17)、札幌市東区のアルバイト従業員の少年(16)、石狩市の高校生の少年(16)の4人です。 4人は、9月29日午後5時30分ごろから午後9時30分ごろまでの間、札幌市中央区北11条西14丁目の「桑園ふれあい公園」と、北12条西15丁目の「北12条ゆたか公園」で、札幌市北区に住む17歳の男子高校生の顔や頭、身体を何度も殴ったり蹴ったりして、脳挫傷や全身打撲などの重傷を負わせ、現金を奪った疑いがもたれています。 午後9時30分ごろ、目撃者から「公園で人が倒れている」と110番通報があり、警察が現場に駆けつけ男子高校生を発見したものの、4人は立ち去ったあとでした。 警察が捜査を進め、容疑が固まったため、約1か月半後の11月12日に4人を逮捕しました。 男子高校生は現在退院していて、命に別条はありません。 4人のうち一部は男子高校生と面識があるということです。 警察は「捜査に支障がある」として、4人の認否や奪った現金の金額を明らかにしていませんが、動機を詳しく調べています。