「怖がらせようとしただけ」口論で激怒…カメラが捉えた「殺人的」あおり運転(海外)

「インドのシリコンバレー」とも呼ばれる南部の都市バンガロールで、あおり運転が悲惨な「事件」に発展した。 「事件」が起こったのは10月26日。現地報道によれば、ラマイア病院付近の道路で、1台の自動車がスクーターをあおり、衝突し、そのまま逃げ去った。スクーターには夫婦とその幼い息子、3人が乗っていた。3人は投げ出され、けがを負ったが、命に別状はない。 当初は「ひき逃げ」とされたが、バンガロール警察が監視カメラの映像を確認。あまりに危険な行為のため、故意の犯行だとして容疑を切り替え、11月13日に23歳のソフトウエア・エンジニア、スクルース・ケシャブ・ゴウダ被告を殺人未遂容疑で逮捕した。 警察によれば、ラマイア大学付近でスクルース被告に対し、左折を妨害したとしてスクーターの運転手がクラクションを鳴らして、口論になったという。激怒した被告はスクーターを追いかけ、愛車の赤いタタ・カーブで衝突した。 警察は「映像を入手すると、衝突が偶発的なものではなく、故意だったことが明らかになった」と発表。被告は「怖がらせようとしただけ」で、傷つけるつもりはなかったと供述している。 監視カメラ映像を見たSNSユーザーからは、「免許を取り上げろ」「殺人未遂だ。こういう犯罪者は永遠に牢屋に入れておくべき」などと非難する声が噴出した。

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