「身に覚えのない引き出しが…」被害を訴えた半年後に遺体で発見…焼かれた跡も 息子夫婦など6人を逮捕

浜松市に住む男性の遺体を遺棄したとして息子夫婦など5人が逮捕されました。また、男性の家に火をつけた疑いで、フィリピン国籍の男も逮捕されています。 死体遺棄の疑いで逮捕されたのは浜松市中央区雄踏町宇布見に住む無職の男(27)と愛知県一宮市東五城に住むフィリピン国籍の妻(29)など5人で、8月12日頃、男の父親で浜松市中央区篠原町に住む男性(当時75)の遺体を遺棄した疑いです。 また、8月12日頃から16日頃までの間、男性が住んでいた家に放火しようとした非現住建造物等放火未遂容疑で浜松市浜名区根堅に住むフィリピン国籍で工員の男(31)が逮捕されました。 事件は8月16日、男性の友人が「しばらく連絡が取れない」と男性の親族を介して警察に伝えたことで発覚し、10月28日に浜松市浜名区内で男性の遺体が見つかったということです。 その際、男性の遺体は焼損した状態でした。 警察によると、男性は4月7日、浜松西警察署に「身に覚えのない金の引き出しがある」と相談し、7月1日にも同様の被害を訴えていて、その後、同月31日になって警察から息子である男が関与した可能性について伝えられると、「一度家族で話し合う」と帰宅していました。 男は9月3日、男性のキャッシュカードを不正に入手し、ATMを使って約75万円を引き出した窃盗の疑いで逮捕されています。 警察は共犯事件であることからそれぞれの認否を明らかにしていません。 警察は男性が死亡した経緯についても男らが何らかの事情を知っているとみて捜査を続けています。

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