スリランカを一人旅していたニュージーランド人女性が、現地男性に性行為を迫られ下半身を露出される瞬間を撮影した動画を投稿し、その「現実」が世界中で大きな波紋を呼んでいる。彼女は「女性が一人旅をすることを責めるのではなく、問題は“ルールを守れない男たち”にある」と訴える。 米「ニューヨーク・ポスト」紙によると、モリーはスリランカをトゥクトゥクで単独走行中、車両に近づいてきた男から「セックスしないか」と言われ、拒否すると、男はズボンから局部を出して懇願を繰り返したという。動揺しながらその場を離れたモリーさんは、「これは女性の一人旅の現実だ」として動画を公開。 自身は母国ニュージーランドでも性被害に遭っており、「どの国でも起こりうる恐怖だ」と語る。常にポケットナイフを持ち、周囲に細心の注意を払っているが、それでも被害者が責められるコメントが殺到したという。彼女は「女性が一人で旅する権利は守られるべきだ」と強調しつつ、スリランカ出国後に観光警察へ通報。男は数日以内に逮捕され、現在は裁判にかけられている。 それでも彼女は「“危険”と見なされる国々でも、多くの人からは親切しか受けていない」とし、女性の一人旅そのものをあきらめるべきではないと訴えている。