２１日朝、大阪府枚方市の市道で、路側帯を歩いていた８０歳の女性が後ろから突っ込んで来た車にはねられ、搬送先の病院で死亡しました。 ２１日午前８時４５分頃、枚方市東中振の市道で「人身事故です。１１９番には連絡済みで、車と歩行者の事故です」と通りかかった女性から警察に通報がありました。 警察によりますと、近くに住む曽木暢枝さん（８０）が道路の路側帯を歩いていたところ、後ろから突っ込んで来た乗用車にはねられ、曽木さんは全身を強く打つなどして病院に搬送されましたが、死亡が確認されました。 現場は片側１車線で、車は何らかの理由でハンドルを右に切って反対車線に飛び出し、路側帯にいた曽木さんに突っ込んだとみられています。 警察は、車を運転していた近くに住む無職の５５歳の男を過失運転致傷の疑いで現行犯逮捕しました。男は容疑を認めているということです。 曽木さんは病院からの帰宅途中で、男は自宅から車でスーパーに行くところだったといい、警察は男の容疑を過失運転致死に切り替え、事故の詳しい原因を調べます。