「お受験殺人」ではなかった99年の2歳女児殺害事件 地元で「全く目立たなかった地味な子」はなぜ幼女の命を奪ったのか

東京都内にある名刹の境内から2歳の女の子が消えた。3日後、この事件は行方不明から殺人に変わり、女の子の兄と同じ幼稚園に長男を通わせていた女が逮捕された。しかも、女の娘は命を奪った女の子と同じ年齢だった。 「なぜ」「どうして」の声が多く上がった1999年の幼女殺害事件。11月22日の発生当時は「お受験殺人」とも呼ばれたが、後に事実と異なることが判明する。代わりに明らかになったものは、女が抱えていた深すぎる心の闇だった――。「週刊新潮」の過去記事からこの事件を振り返る。 ***

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