去年6月、新潟市中央区の買い取り専門店で発生した強盗未遂事件で、新たに容疑者の男が逮捕されました。 強盗未遂の容疑で逮捕されたのは広島県広島市に住む家電修理業の男（33）です。 この事件は去年6月19日に新潟市中央区の買い取り専門店で20代の男性が包丁のような刃物を店員に突きつけ現金を奪い取ろうとしましたが、店員が要求に応じなかったため犯行を断念し目的を遂げませんでした。 この事件で警察はいわゆる“トクリュウ”（匿名・流動型犯罪グループ）による犯行とみて捜査を続け、その後、「ショッカー」のような衣装を着て買い取り専門店で犯行に至った20代の男性と、リクルーター役の30代の男性を逮捕。さらに犯行グループの全容解明に向け捜査を続けていたところ、今回逮捕された男の容疑が浮上し、逮捕に至りました。 男はSNSを通じて、20代の男性や30代の男性とやりとりをしていて、強盗の実行犯、いわゆる“闇バイト”の募集に関わったとみられています。 男の認否について警察は捜査に支障があるとして明らかにしていません。