北海道函館市で、89歳の母親の遺体を自宅に放置したとして58歳の息子が逮捕されました。 早川広容疑者(58)は、27日まで函館市桔梗2丁目の自宅に母親の圭子さん(89)の遺体を放置し、遺棄した疑いが持たれています。 28日、親族から「同居の息子が母親が倒れているのを隠しているようだ」と警察に通報があり、駆け付けた警察官が自宅1階の廊下に仰向けで倒れている遺体を発見しました。 遺体に目立った外傷はなく、死後数日以上が経っていると見られていて、警察は司法解剖を行い死因と死亡した時期を特定することにしています。 警察の調べに対し早川容疑者は「朝は息があったので放置はしていない」と容疑を否認しています。