香港高層マンション大規模火災 建築会社の責任者2人身柄拘束

香港の高層マンションで発生した大規模火災で、地元当局は、新たにマンションの改修工事の顧問を務めていた建築会社の責任者2人の身柄を拘束しました。 香港のマンション火災は、発生から3日目となり、これまでに少なくとも94人が死亡、76人がけがをしていて、今も200人以上と連絡がとれていません。 地元メディアによりますと、地元当局は28日、新たにマンションの改修工事の顧問を務めていた建築会社の責任者2人の身柄を拘束したということです。 当局はこのうちの1人を現場のマンションに立ち会わせ、証拠について調査を行ったということです。 今回の火事は、マンションの改修工事が行われている中で発生していて、工事に使われた保護ネットなどが、防火基準を満たしていなかった疑いがあります。 今回の火事では他にも過失致死の疑いで工事業者の取締役ら3人がすでに逮捕されていて、当局が火災の原因の解明を急いでいます。

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