コカインを含む粉末約55グラムをブラジルから密輸したとして、関東信越厚生局麻薬取締部は2日までに、麻薬取締法違反容疑で医師の増田章容疑者(44)=川崎市、同法違反罪で起訴=を逮捕したと発表した。 同部は認否を明らかにしていない。 逮捕容疑は今年1月28日、ブラジルからコカインを含む粉末約55グラム(末端価格約112万円相当)を発送させ、2月5日に羽田空港に到着させて密輸した疑い。 同部によると、増田容疑者は横浜市内の精神科クリニックの開業医。川崎市内の自宅とは別に借りたマンションで覚醒剤やMDMAなどを所持した疑いでも逮捕・起訴された。同部は増田容疑者が自分で使用する目的で輸入・所持していたとみている。