実行役の男だけが犯行現場にいたか 4年前の小名浜殺人事件 他に共犯者がいるとみて捜査 福島・いわき市

4年前、福島県いわき市小名浜で起きた殺人事件で、実行役の男一人だけが犯行現場に居たとみられている。 この事件は4年前の2021年、いわき市小名浜の線路上でマージャン店を経営していた田邉憲司(たなべけんじ)さん(当時56)が刃物で胸などを刺され、殺害されたもの。 警察は殺人の疑いで暴力団員の遠藤雅彦(えんどうまさひこ)容疑者(61)と、元暴力団幹部の高橋三七男(たかはしみなお)容疑者(63)を逮捕していて、2人の認否を明らかにしていない。 捜査関係者によると、犯行現場には実行役の遠藤容疑者が1人でいたとみられているが、事件当日に遠藤容疑者と高橋容疑者が一緒に居る様子が防犯カメラの映像に残されていたということだ。 捜査本部では、高橋容疑者が犯行の計画を知る立場にあったとみて役割などを詳しく調べるとともに、他にも共犯者がいるとみて捜査を進めている。(※「高」ははしごだか)

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