「レクサス」のプレートを付け替え盗難隠したか トクリュウ一員逮捕

高級車「レクサス」のナンバープレートを付け替え盗難車であることを隠したとして、福岡県警は3日、みやま市瀬高町下庄、自称宝石販売業、島崎寛希容疑者(39)を組織犯罪処罰法違反(犯罪収益等隠匿)容疑で逮捕した。島崎容疑者は筑後地区の匿名・流動型犯罪グループ(トクリュウ)の一員で、盗難車の流通に関与している可能性があるとみて捜査する。 逮捕容疑は、9月22日、氏名不詳者が埼玉県で盗んだレクサスに自身が管理する乗用車のナンバープレートを大阪府で取り付け、犯罪収益を隠匿したとしている。県警は認否を明らかにしていない。 組織犯罪捜査課によると、島崎容疑者は10月、レクサスにプレートを付け替えた乗用車内で、久留米市西町の飲食店経営の男性(30)と営利目的で乾燥大麻を共同所持した疑いで逮捕されていた。さらに島崎容疑者は、出家を装って改名した名前で運転免許証を二重取得したとして道路交通法違反(免許証不正取得)容疑でも逮捕・起訴されていた。 島崎容疑者の自宅にはプレートがない国産高級車がもう1台あり、同課は盗難車の可能性が高いとみて調べる。【栗栖由喜】

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