去年、関東で18件相次いだ一連の強盗事件を巡り、これまでに逮捕された実行役38人のほとんどが、首謀者から報酬を受け取っていなかったことが分かりました。 一連の事件の首謀者とみられる、福地紘人容疑者ら4人は、千葉県の強盗傷害事件に関与したとして、一都三県の捜査本部に逮捕されました。 その後の取材で、一連の事件で逮捕された実行役38人のうち、報酬を受け取ったのはわずか数人だったことが分かりました。 また首謀者グループは実行役の1人に「警察の追跡から逃してやりたいがそのためには金がいる、強盗で金をつくってこい」などと伝えていて、捜査本部は実行役が使い捨てにされていたとみて、調べています。