刑務官と警察官が連携…刑務所の受刑者が逃走した想定で対応訓練 捜索から確保、身柄を引き取る手順を確認

刑務所の受刑者が逃走したとの想定で対応訓練が行われ刑務所や警察が連携して逃走者を確保する手順を確認しました。 森下記者:「受刑者が逃走した想定の訓練金沢刑務所の刑務官たちが車両に乗り込み捜索に向かいます」 この訓練は金沢刑務所が毎年行っているもので今回は金沢市内の施設で社会貢献活動をしていた受刑者が逃走した、との想定で行われました。 訓練では金沢刑務所の職員が警察に通報。その後、私服の刑務官と警察官あわせて12人が逃走したとみられる田上小学校付近を捜索しました。 森下記者:「警察官が逃げ出した受刑者と思われる人物を発見。職務質問をしています」 受刑者が逃走した際、48時間以内であれば刑務官が受刑者を逮捕し再び刑務所に勾留することができます。 訓練では、駆け付けた刑務官が、逃走した受刑者かどうか身元を確認し警察から身柄を引き取りました。 金沢刑務所黒子久雄総務部長:「このような事故(逃走)はいつ起こるかわかりませんので、当所だけでなくいろんな連携の確認ができて非常に有意義だったと感じています」 金沢刑務所は、警察や裁判所などと連携して今後も同様の訓練を重ねていきたいとしています。

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