９日、嘉島町の町道で、バイクに乗った大学生を軽ワゴン車ではねてけがを負わせ、 現場から逃げた疑いで会社員の男２人が逮捕されました。 【平井 茂徳 記者】 「現場は片側１車線の直線道路です。中央線付近を走行していたバイクに車は左側から接近し、衝突したということです」 危険運転致傷と道路交通法違反の疑いで逮捕されたのは山鹿市の会社員、横田 将斗 容疑者（２０）と御船町に住む会社員、桐原 諒太 容疑者（３０）です。 警察によりますと、横田 容疑者ら２人は９日午前８時４５分ごろ、嘉島町の町道で バイクに乗った大学生を軽ワゴン車ではねてけがをさせ、現場から逃げた疑いが持たれています。 目撃者が「車とバイクの事故で、バイクが路上に倒れ、車が立ち去りました」と警察に通報。 警察は、車両ナンバーなどから横田 容疑者らを特定し、逮捕しました。 現場は片側１車線の町道で、２人が乗った軽ワゴン車はバイクの左側から近づいて あおり運転を行い、衝突したとみられています。 転倒したバイクは滑って反対車線に飛び出し対向車と衝突、大破したということです。 バイクの大学生は病院に搬送されましたが意識もあり、軽傷です。 調べに対し２人は容疑を認め、横田容疑者は「バイクと衝突し、現場から立ち去ったことは間違いない。相手のバイクを停車させようとした」と供述しているということです。 警察は、両者の間に何らかのトラブルがあったとみて、事件の経緯を調べています。