6歳男児を虐待死させたなどの罪に問われた母親 検察側は懲役8年を求刑 弁護側は「大地被告からの暴力の強い支配下にあった」と執行猶予求める 判決は来年1月

6歳の男の子を虐待死させたなどの罪に問われている母親に対し、懲役8年の求刑です。 おととし6月、神戸市西区で当時6歳だった穂坂修ちゃんの背中を鉄パイプで何度も殴って死亡させたなどとして、叔父の穂坂大地被告(34)と母親(37)、2人の叔母(33)の計4人が逮捕・起訴されました。 これまでの裁判で、母親は起訴内容を認め、叔母の一人は大地被告に逆らえなかったなどとして無罪を主張していました。 12月10日の論告求刑で検察側は、3人について「真摯に犯行に向き合わず反省がみられない」としながら「積極的に加担したわけではない」などとし、母親に懲役8年、叔母2人には懲役7年を求刑しました。 一方、母親の弁護人は犯行当時、「大地被告からの暴力の強い支配下にあった」などとして執行猶予を求めました。 判決は来年1月14日に言い渡されます。

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