10日夜、熊本市東区の住宅で男性が包丁で刺される殺人未遂事件が起き、知人の男が逮捕されました。 殺人未遂の疑いで逮捕されたのは、住所不詳で自称無職の阪本龍郎容疑者28歳です。 阪本容疑者は10日夜11時40分頃、熊本市東区鹿帰瀬町の住宅で、この家に住む40歳の男性の両腕や頭を包丁で複数回刺し、殺害しようとした疑いがもたれています。 警察によりますと2人は知人関係で、当時、阪本容疑者は男性の家に泊まっていて、男性は就寝中だったとみられています。 男性は病院に搬送されましたが、命に別条はないということです。 家の中から血の付いた包丁1本が見つかり、外にいた阪本容疑者が現行犯逮捕されました。 警察の調べに対し、阪本容疑者は「殺すつもりだった」と供述し、男性とトラブルがあったと話しているということです。