「口座の紙幣番号を確認する必要がある」などと言われ126万円だまし取られる【高知】

警察官や検事など捜査機関を名乗る男らからの電話を受けて、高知市の30代女性が現金126万円をだまし取られたことが分かりました。 警察によりますと、12月10日、高知市の30代女性の携帯電話に京都府警を名乗る男から電話があり「詐欺容疑で逮捕した男の家からあなた名義の銀行通帳が見つかった」などと言われました。 その後、コミュニケーションアプリで警察官や検事を名乗る男が「逮捕した男は、あなたが銀行口座を開設し、被害金の20%をあなたにキックバックしたと言っている。口座の紙幣番号を確認する必要がある」などと言い、女性は口座番号と預金残高を伝え、現金126万円をだまし取られたものです。 これで、2025年の県内の特殊詐欺の認知件数は104件と2024年の2倍になり、被害総額は約4億9000万円に上っています。県警は「警察官がコミュニケーションアプリで連絡したり、お金の送金を要求することはない」とし県民に注意を呼びかけています。

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