歌手の杉田あきひろさん(60)が19日までにXを更新し、緊急入院となっていたことを報告した。今月14日のステージを終えた後、深夜に救急搬送され、そのまま入院する運びになったとして、自身の容体について経緯とともに説明している。 杉田さんは投稿を「突然ですが報告です」と切り出し、自身の病状を報告。「杉田あきひろ、12月15日深夜未明に病院に救急搬送されて緊急入院となっています。病名はうっ血性心不全、それに伴う心筋梗塞の疑いがあるとの事で心臓カテーテル検査の為の入院です」とし、心臓の検査をするために入院することになったと説明した。 また、搬送直前の様子も明かしている。「12月14日の厚生労働省さん主催の【依存症シンポジウム IN 大阪】のステージで歌った後、普段より激しい動悸が襲ってきて動けなくなり怖くなったのですが。その夜から胸が苦しくなり呼吸ができなくなって、これ以上の我慢は無理だと判断して救急搬送されました」「退院できるまでには二週間はかかるとの事で、ここは腹を決めてしっかり療養したいと思います」と今後の方向性もあわせて語った。 最後には「必ずまた元気な姿でみなさんの前に歌声を届けますので、どうぞみなさん、しばらくお時間をください」と呼びかけて投稿を締めくくった。 SNSでは、「あきひろお兄さんがんばって!!ゆっくり養生して、またお元気な姿を見せてください」「あきひろお兄さん早く治りますように」「無理せず頑張り過ぎないで、ゆっくり静養でお願いします!!」「あきひろお兄さん無理せずに、でももちろん待ってます!」「また、良くなったら歌声聴かせてくださいね」などのコメントがあった。 杉田さんは、1965年5月4日生まれ、福井県出身。1999年にNHK「おかあさんといっしょ」の第9代うたのおにいさんに就任。その後2003年まで4年間務めた。2016年に覚醒剤取締法違反で逮捕。2022年8月に中咽頭がん(ステージ3)を公表し、抗がん剤や放射線治療ののち2カ月後の10月に退院。依存症克服の経験から、現在はASK認定依存症予防教育アドバイザーとして活動しており、歌手活動も継続中。