東京都内でタイ国籍の12歳の少女が性的な接客をさせられたとする事件をめぐり、台湾で拘束されている母親が、来週にもタイに送還される見通しであることが分かりました。 この事件はことし11月、文京区のリラクセーション店で12歳のタイ国籍の少女に性的な接客をさせたなどとして経営者の男が逮捕され、少女の母親が少女を日本に残して離れたあと、台湾で売春に関わった疑いで拘束されたものです。 タイ警察幹部への取材で、台湾で拘束されている母親が来週にもタイに送還される見通しであることが分かりました。 タイ警察は母親が帰国し次第、人身取引などの疑いで逮捕する方針です。 母親を巡っては、警視庁も逮捕状をとっていますが、台湾当局は母親の国籍があるタイに引き渡すことが妥当だと判断したということです。