認知症患者のグループホームで職員が入居女性の顔を複数回殴る「個人的なストレスあった」市が施設を行政処分

名古屋市は、熱田区の認知症患者のグループホームで職員が入居者の顔を殴る暴行事件があったとして、行政処分しました。 市によりますと、今年8月、「グループホームあつた荘」に務めていた職員が入居する女性の顔を複数回殴ったとして懲戒解雇され、その後警察に逮捕されました。 女性は顔を打撲する全治1週間のケガで現在刑事裁判が進んでいますが、民事では元職員との間で和解が成立しているということです。 市の聞き取りに、元職員は「私生活面での個人的なストレスがあった」と暴行を認め、被害者との間にトラブルはなかったと話しているということです。 市は24日付で、施設に対し来年1月から3月までの新規利用者の受け入れ停止などの行政処分をしています。

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