野村證券騙り「税金700万円滞納」とニセ電話 自宅に現れた“受け子”の男逮捕 実の息子への確認で発覚【長崎】

法律事務所の職員を装って70代の男性から現金をだましとろうとしたとして、ニセ電話詐欺未遂の疑いで30歳の男が逮捕されました。 逮捕されたのは福岡県福岡市に住むアルバイトの男(30)です。 警察によりますと、12月24日長崎市内に住む男性(70代)の自宅の固定電話に息子を名乗る男から「野村證券の配当金がはいる予定がある。野村證券のタカハシから電話があるから話を聞いてほしい」と電話がありました。 その翌日、野村證券のタカハシを名乗る人物から「息子さんは税金700万円を滞納しています。今から法律事務所のヨシナガがお金を受け取りに行く」と電話がありました。 男性は自身の息子に連絡、息子が「そのような電話はしていない」と言ったことで詐欺を疑いました。その直後、男性の自宅へ男が金を受け取りに現れたということです。 男性から通報を受け付近を捜索していた警察が男を発見、話を聞くなどし男の犯行が明らかになったとして、25日ニセ電話詐欺未遂の疑いで逮捕しました。 警察の調べに対し男は「自分としては頼まれて荷物を受け取りに行っただけ」と話していて容疑を否認しているということです。警察は男が受け子だとみて詳しく捜査を進めています。

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