「パニックになって逃げた」酒気帯び運転で22歳の男を逮捕 パトカーから200メートル逃走 その後スリップし消火栓に衝突

27日朝、北海道千歳市で、酒を飲んだ状態で車を運転した疑いで、22歳の男が逮捕されました。パトカーに停止を求められたものの、運転しながらおよそ200メートル逃走し、消火栓に衝突したということです。 逮捕されたのは自称千歳市に住む会社員の、男(22)です。 男は27日午前8時すぎ、千歳市内で、基準値の3倍のアルコールを帯びた状態で、乗用車を運転した疑いが持たれています。 警察によりますと、男の運転する乗用車が、パトカーをしきりに気にしたり、ウインカーの点灯が遅かったりしたためパトロール中の警察官が不審に思い、停止を呼びかけました。 しかし、男は呼びかけに応じず乗用車を運転したまま逃走したことから、パトカーが市道や国道など、およそ200メートルにわたって追跡しました。その後、男がスリップし路上の消火栓に衝突。警察官が、車が動けなくなったところで男に対し、アルコール検査を実施したところ、男の呼気から基準値の3倍のアルコールが検出されたということです。 警察の取り調べに対し男は「飲酒運転をしたことは間違いない」と容疑を認め、「パニックになって逃げた」と話しているということです。 警察は男がどこで飲酒をしていたかなど、詳しい捜査を進めています。 また、パトカーで追跡を行ったことについて、千歳警察署は「適切な対応だった」としています。

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