バンダルアッバース、イラン、1月8日 (AP) ー イラン全土で物価高騰と通貨暴落に対す市民の抗議活動が11日目に突入し、収まる気配を見せない中、イラン南部ホルモズガーン州の港湾都市バンダルアッバースで7日、市中心部で抗議のデモが発生した 国内で拡散しているソーシャルメディアの動画は同じ日、ボジュヌード、ケルマン、ラシュト、シーラーズ、タブリーズといった新たな都市や、いくつかの小都市でもデモが発生した様子を伝えている。 イランでは近年、全国的な抗議活動が相次いでいる。西側諸国による制裁強化と6月のイスラエルとの戦争後の苦境により、12月にイラン通貨リアルが急落。抗議活動は直後の12月28日に始まった。 米国拠点の「人権活動家通信社」は、抗議活動による最新の死者数を36人と報じた。 同通信によると、抗議者30人、子ども4人、治安部隊員2人が死亡。デモはイラン31州のうち28州、310カ所以上に拡大。2,00人以上が逮捕されたという。 イラン国内の活動家ネットワークを情報源とする同通信は、過去の騒乱でも正確な報道実績がある。 一方、市民の怒りを鎮めようと、イラン政府は7日、米や肉などの食卓必需品の価格高騰を補填するため、月額7ドル相当の補助金を支給し始めた。 (日本語翻訳・編集 アフロ)