静岡県裾野市の高齢女性からキャッシュカード4枚をだまし取ったとして、特殊詐欺グループの受け子の男が逮捕されました。男は警察官を名乗って家を訪れ、女性を信用させていました。 警察によりますと、自称神奈川県藤沢市に住む会社員の男(24)は、他の人物と共謀して裾野市の80代女性に嘘の電話をかけた後に家を訪れ、キャッシュカード4枚をだまし取った疑いがもたれています。 男は特殊詐欺グループの受け子とみられ、女性の家には「裾野警察署の捜査二課」と警察官を名乗って訪れていました。 家では女性と夫が対応しましたが、男は封筒にキャッシュカードを入れさせた上に暗証番号を聞き出し、夫婦が離席した隙に別のものとすり替えたということです。 被害者が警察署を訪れたことで被害が発覚しました。 キャッシュカードからは現金が引き落とされていたということです。 警察が男の行方を捜していたところ、14日の夜、静岡市内で特徴の似た男を発見し、逮捕に至りました。男が訪問する前、女性の家には警察官などを名乗る人物から「銀行の職員がキャッシュカードを偽造してお金を下ろしていたので逮捕している」「銀行と郵便局のキャッシュカードを緊急停止しました」「若い者がおうちに行くので、 捕まえた犯人の顔を確認してください」などと電話がかかってきていました。 警察は男の余罪を調べるほか、他に電話をかけた人物など共犯者がいるとみて、特殊詐欺グループの全容解明に向け、捜査を続けています。 警察は「警察官がキャッシュカードを確認したり封をさせたりすることはない」としていて、カードを手渡したり暗証番号を教えたりしないよう呼びかけています。