特殊詐欺の「かけ子」をさせる目的で20代の男性を誘拐した上、ラオス方面へと"飛ばした"疑いで、静岡県内に住む20代の男4人が逮捕されました。 いずれも所在国外移送略取と誘拐容疑で逮捕されたのは富士宮市外神に住む無職の男(25)、富士市比奈に住む解体工の男(23)、富士宮市万野原新田に住む会社員の男(29)、静岡市葵区鷹匠に住むアルバイト配送員の男(25)の4人です。 4人は2024年頃から静岡県在住の男性(20代)に特殊詐欺の「かけ子」をさせる目的で「1年間、かけ子をやれば1000万円稼げる」などと誘った上、男性が拒むと「もう上に話をしてあるから断れないぞ」と脅迫し、2025年1月には男性を羽田空港まで連れ去った後、ラオス方面へと"飛ばした"疑いが持たれています。 事件は警察が静岡県内の特殊詐欺事件について捜査していたところ、男らが海外で活動する「かけ子」を誘拐していた疑いが浮上したことで発覚しました。 警察は共犯事件であることから4人の認否を明らかにしていませんが、背後には匿名流動型犯罪グループの存在があると見て調べています。 静岡県警が特殊詐欺に関連して所在国外移送略取容疑で被疑者を検挙するのは今回が初めてです。