プルデンシャル生命の社員ら約100人が顧客から計31億円を不適切受領 社長は引責辞任

外資系生命保険大手のプルデンシャル生命保険は16日、社員や元社員約100人が、顧客約500人から金銭をだまし取るといった不適切な行為をしていたと発表した。総額は計31億円に上り、間原寛社長兼最高経営責任者(CEO)は責任を取って2月1日付で辞任する。 プルデンシャル生命によると、社員・元社員は同社の商品と偽って架空の金融商品を販売したり、個人的に投資話を持ち掛けたりして顧客から不正に金銭を受け取っていた。 プルデンシャル生命では2024年6月に元社員が詐欺容疑で石川県警に逮捕され、類似事案について社内調査を進めていた。一連の不祥事は、営業成績に過度に連動する報酬制度や、営業社員の管理不足などが原因と分析。「再発防止策を着実に実行し、金銭不祥事の根絶と顧客の信頼回復に全力を挙げる」とした。 既に金融庁に報告し、警察にも通報しているという。金融庁は「再発防止の取り組みをモニタリングし、問題が認められれば法令に基づき適切に対応する」としている。

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