◇韓国・イタリア首脳 半導体・AI協力強化で一致 韓国の李在明(イ・ジェミョン)大統領は19日、青瓦台(大統領府)でイタリアのメローニ首相と首脳会談を行い、半導体や人工知能(AI)など先端産業分野で協力を強化することで一致した。朝鮮半島の非核化やインド太平洋地域の平和と安定に向けて協力することも確認した。李大統領は会談後に行った共同記者発表で、「AIや宇宙航空など先端産業の協力を拡大し、防衛産業分野でも相互補完的な協力を続けていく」と表明した。共同記者発表文には、「鉱物安全保障パートナーシップ(MSP)」などの多国間枠組みを通じ、重要鉱物の供給網(サプライチェーン)開発に向け共に努力することを明記した。また、「両首脳は朝鮮半島の完全な非核化や恒久的な平和と安定の実現への意志を改めて確認した」と記した。 ◇海外への技術流出33件 半数は中国へ 警察は、昨年に技術流出犯378人を検挙し、このうち6人を逮捕したと発表した。警察庁国家捜査本部によると、昨年摘発された技術流出事件は前年比45.5%増の179件で、検挙人数も前年比41.5%増加した。このうち国内での流出が146件、海外への流出は33件だった。流出先の国・地域は中国が18件(54.5%)、ベトナムが4件(12.1%)、インドネシアが3件(9.1%)、米国が3件(9.1%)などだった。中国への流出が占める割合は2022年が50.0%、23年が68.1%、24年が74.1%と増加を続けたが、昨年(54.5%)から減少に転じ、ベトナムなど他の国・地域への流出が増えた。 ◇あすから氷点下10度の「最強寒波」 農作物管理に注意呼びかけ 農村振興庁は、20日から週末にかけて強い寒波が予想されるとして、農作物の管理に注意するよう呼びかけた。気象庁によると、20日以降に北西から冷たい空気が南下し、全国の大部分の地域で朝の気温が氷点下となる見通しだ。一部地域の内陸と山間部では氷点下10度前後の厳しい寒さが続くと予想される。農村振興庁の関係者は「急激な気温の低下で作物の被害が懸念されるため、生育限界温度の維持、保温資材の活用、寒気・湿度管理に留意する必要がある」と説明した。 ◇「延命治療は受けない」 320万人以上が事前に意思表示 韓国で終末期に延命治療を受けずに尊厳死を選択すると書面で事前に意思表示をした人が昨年320万人を超えたことが19日、分かった。国立延命医療管理機関によると、「事前延命医療意向書」を登録し延命治療を受けないと意思表示をした人は昨年12月時点で計320万1958人だった。意向書の登録者のうち男性は107万9173人、女性は212万2785人で、女性が男性の約2倍に上る。