部下の女性に性的暴行を加えた罪に問われている大阪地方検察庁のトップ・検事正だった北川健太郎被告。 10日、弁護人が記者会見し、一転して無罪を主張する方針を示しました。 被告側の方針変更を受け、「どこまで愚弄(ぐろう)し、なぶり殺しにすれば気が済むのか。真実は一つです。司法の正義を信じます」とコメントした被害者の女性検事が11日午後2時から記者会見を開き「絶句し泣き崩れた。組織のトップから受けた性犯罪被害を訴えることが、これほど恐ろしく、これほどまでにひどく傷つけられることだなんて、思いもしなかった」と語りました。