上野と羽田で相次いだ多額の現金強盗 同一グループの犯行か

香港で日本人が持っていた現金を強奪された事件で香港警察は1月31日、日本人3人を含む男女6人を逮捕したと発表した。警視庁によると、被害者は東京・羽田空港の駐車場で30日未明に襲撃された日本人グループのうち2人とみられ、香港に渡航後に再び狙われた可能性がある。 ◇上野で4億2000万円、羽田で1億9000万円被害 日本では、29日夜と30日未明に催涙スプレーが使われ、多額の現金が狙われる事件が相次いだ。警視庁は、同一グループの別々の実行役による事件の可能性があるとみて調べている。 29日夜には東京都台東区東上野1の路上で、20~40代の日本人と中国人の男女7人が何者かに襲われ、「現金計4億2000万円が入ったスーツケース3個を奪われた」と説明している。 襲撃したのは男性3人組で、逃走に使われた暴力団関係者名義の車は千葉県の流山市方面に向かったという。 一方で、この事件の2時間40分後の30日未明には、羽田空港(大田区)第3ターミナルの駐車場で、1億9000万円を載せた車を止めていた20~50代の日本人4人のうち、車外にいた50代男性が襲われた。 襲った4人組は偽造ナンバーを付けた車に乗っており、何も奪わず横浜方面に逃走した。 二つの事件の被害者らはいずれも、両替のために香港に現金を運ぶ途中だったと説明している。上野で被害に遭った7人のうち20代男性は「1回3万円の報酬で現金を運ぶように言われていた。これまで数回やったが報酬をもらったことはない」と話しているという。【長屋美乃里】

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