【AFP=時事】フランス東部の町アイユヴィエエリオモンにある民家の冷凍庫で新生児2人が発見され、警察は母親である女(50)を逮捕した。女は産んだばかりのわが子を冷凍したことを認めている。検察が12日、明らかにした。 女は3人の男性との間に9人の子どもをもうけた。 14~20歳の子ども4人とその父親、そして別のパートナーとの間にもうけた5人目の子どもと暮らしていたが、昨年12月に突然家を出て行った。 10日、家族が冷凍庫で新生児1人の遺体を発見し、警察に通報した。 その後、駆け付けた警察が同じ冷凍庫から袋に入った2人目の遺体を発見した。 容疑はすぐに女に向けられた。 ■「子どもたちに申し訳ない」 セドリック・ロジェリン検事によると、女は11日、パリ西郊ブローニュビヤンクールで逮捕され、産んだばかりの新生児2人を冷凍したことを認めた。 ロジェリン検事は、「女は出産後すぐに新生児を包み、洗濯室にある冷凍庫に入れた」「取り調べ中、女はたびたび泣き、子どもたちと家族に申し訳ないと言っていた」と述べた。 女は家族や友人に妊娠を隠すため、ゆったりとした服を着ていた。 女は新生児をいつ産んだのかを正確には明かさなかった。 クリスティーヌ・ド・カレーズ判事によると、女は仕事に復帰していた2011年から2018年の間に産んだと供述した。 ロジェリン検事によると、同じく拘束されたパートナーの男性は、「新生児2人の妊娠について知らず、非常に驚いていた」と主張している。 新生児の死因を正確に特定するため、13日に司法解剖が行われる予定だ。 ロジェリン検事によると、15歳未満の未成年者に対する殺人の容疑で捜査が開始された。有罪となれば、終身刑を科される可能性もある。 検察は、女の公判前勾留を請求している。 フランスでは母親による乳児殺害が相次いでいる。 は2022年にも、新生児2人の遺体が冷凍庫から見つかった。検察は、2人の死因は「自然死ではない」としている。 2015年にも同様の事件で5人の遺体が発見され、母親が拘禁8年の判決を受けた。 2009年には、ベロニク・クルジョーが新生児3人を殺害した罪で拘禁8年の判決を言い渡された。【翻訳編集】 AFPBB News