奈良県警は13日、公式ホームページ(https://www.police.pref.nara.jp)に酷似する偽サイトが見つかったと発表した。詐欺に利用される恐れがあるとして、注意を呼びかけている。 生活安全企画課によると、同日午前10時ごろ、警視庁からサイバーパトロール中に偽サイトを発見したと連絡があった。現在、ネットワークの管理者に対して閉鎖の手続きを取っているという。 警察官をかたる特殊詐欺では、偽サイトを利用した手口が全国的に報告されている。SNSを通じて警察の偽サイトに誘導された被害者が、電話越しに指示を受けながら、個人情報を含む逮捕状の画像を見せられるなどして、金銭をだまし取られるという。 今回見つかった偽サイトでは、公式にはない「案件検索」という項目があり、特定の番号を入力すると個人名が書かれた偽の逮捕状が見られるようになっていた。いまのところ被害は確認されていないという。 犯罪抑止対策室の港淳平室長は「警察ホームページで個別事件の内容を検索させることや、ホームページやSNSを通じて逮捕状の画像を見せることは絶対にないので注意してほしい」と呼びかけた。(周毅愷)