韓国・尹錫悦前大統領、内乱首謀罪で19日に一審判決…非常戒厳から1年2カ月、求刑は「死刑」

【02月16日 KOREA WAVE】韓国で2024年12月、ユン・ソンニョル(尹錫悦)大統領(当時)が宣布した非常戒厳にまつわる内乱首謀事件について、ソウル中央地裁は19日午後3時、判決公判を開き、ユン・ソンニョル氏に対する一審判決を言い渡す。非常戒厳宣布から約1年2カ月で司法判断が示されることになる。 ユン・ソンニョル氏は、キム・ヨンヒョン(金龍顕)国防相(当時)らと共謀し、戦時や事変、またはそれに準ずる国家非常事態の兆候がないにもかかわらず違憲・違法な非常戒厳を宣布し、憲法秩序を乱す目的で暴動を引き起こした罪に問われている。 その過程で戒厳軍や警察を動員して国会を封鎖し、非常戒厳解除決議を妨害したほか、ウ・ウォンシク(禹元植)国会議長や「共に民主党」のイ・ジェミョン(李在明)代表(当時、現大統領)、「国民の力」のハン・ドンフン(韓東勲)代表(当時)ら主要人物や中央選挙管理委員会職員の逮捕・拘束を図ったとされる。 内乱事件を担当する特別検察官チームは、先月の論告求刑公判でユン・ソンニョル氏に死刑を求刑している。 特検側は「内乱罪は暴動によって違法に国家組織の基本制度を破壊し、憲法が設計した民主的基本秩序と国家の存立を危うくする犯罪であり、その性格と重大性において他のいかなる犯罪とも比較できない重大犯罪だ」と強調した。 さらに「被告は反省しておらず、量刑で酌量すべき事情はない。法定刑のうち最低刑を選択するのは相当でなく、最低刑以外で選べる刑は死刑しかない」として求刑理由を述べた。 これに対し、ユン・ソンニョル氏は約1時間30分にわたり最終陳述を述べ、「私も過去26年間、捜査と公判を担当してきたが、これほど指揮体系もなく複数の機関が無秩序に突進する捜査は見たことがない。内乱ありきで、捜査ではなく捏造と歪曲が進められた」と主張した。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News

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