モーター大手ニデックによるTOB(株式公開買い付け)を巡るインサイダー取引事件で、東京地検特捜部は20日、別の企業の株でも不正取引をしたとして、金融商品取引法違反の疑いで、三田証券元役員の仲本司容疑者(52)ら3人を再逮捕した。認否を明らかにしていない。 ほかに再逮捕されたのは、いずれも会社役員の松木悠宣(ひろのり)容疑者(44)と小林真之容疑者(39)。松木容疑者は相場操縦容疑でも再逮捕された。 再逮捕容疑は共謀して令和6年10月18日ごろ、東洋証券の剰余金の期末配当予想値に関する未公開情報を知り、同月30日までの間、東洋証券株計101万2800株を計約5億420万円で買い付けたとしている。 特捜部は同日、ニデックのTOBを巡る金融商品取引法違反罪で、3人を起訴した。