家庭や学校などに行き場を失い、天神の「警固公園」に集まる「警固界隈」と呼ばれる若者たち。 犯罪やトラブルに巻き込まれるケースも少なくありません。 そんな若者たちに居場所と働く場所を提供し自立を促そうと、支援カフェが福岡市にオープンしました。 ■家庭や学校に行き場なく・・・繁華街の公園に集まる若者たち 「いらっしゃいませー」 福岡市地下鉄・呉服町駅からすぐの場所に去年11月にオープンした「明日カフェ」。 ここで働くのは、「警固界隈」と呼ばれる16歳以上の少女たちです。 「警固界隈」とは、家庭や学校に行き場をなくし、居場所を求めて天神の警固公園に集まる若者たちのこと。 経済的な困窮や心の傷が引き金となり万引きや売春いわゆる「パパ活」に手を染めてしまうことも珍しくありません。 ■「3000円のお金がないためにパパ活する子も」 寄り添う2人の大人 そんな彼女たちに寄り添うのが中洲でスナックを営む草野真由美さんと 社会福祉士の立山明日香さんです。 草野真由美さん 「3000円のお金がないためにパパ活をする子たちもね多くいて。パパ活を辞めてもらうために仕事を作ろうとは思わなかったんですけれど、結果それがパパ活をやめることにつながって」 ■少女たちが働く「カフェ」を計画 以前から駅の露店で、団子を販売するなど就労支援を続けてきた二人が新たに本格的なカフェへと規模を拡大させました。 オープンを前に草野さんは自身のスナックに少女たちを集め接客の練習を行いました。 草野さん「注文を受けたときは?」 少女「かしこまりました」 草野さん「何で知っとーと(知っているの)?」 ただ働くだけでなく、「なぜ働くのか」「これからどう生きたいのか」少女たちは、自分の夢や計画を言葉にしていきます。 草野真由美さん 「私もそうだったし、立山明日香ちゃんもそうだと思うし、みんなもそうなんやけど、『愛』がね枯渇してさ、辛いのかなと思うんよ。みんなが愛を込めてお客様に、食べるものもそうだし接客もそうだし、してもらうことによってお客さんもそれを分かって返してくれるはずだからさ、そういう場にしたいかな。愛があふれる空間にしたいかなと」