『テミスの不確かな法廷』発達障害の裁判官・松山ケンイチが挑む真実、“個性”に光を当てるNHK「ドラマ10」、鳴海唯、恒松祐里、市川実日子…脇を固める女優たち

『テミスの不確かな法廷』(NHK総合、火曜日よる10時から)が、ドラマの大詰めである死刑を執行された殺人罪の家族が起こした再審請求という、日本では今まで認められたことのない法廷に入っていこうとする。 主人公の特例判事補の安堂清春(松山ケンイチ)は、前橋地裁第一支部の裁判官である。任官7年目。「特例判事補」とは、通常は単独つまり裁判長ができず、合議体では2人以上は参加できない経験が浅い判事補について、最高裁の指名によって同様の職務ができる裁判官である。 安堂は、自閉症スペクトラム症(ASD)と注意欠如多動症(ADHD)の診断を受けて、精神医の山路薫子(和久井映見)の相談を受けながら仕事を続けている。 父親は今や最高検察庁の幹部となっている、結城英俊(古木茂光)である。安堂は裁判官に任官するにあたって、自分が発達障害であることから裁判官に適しているか、また周囲に障害の事実を告げるべきか悩んだ。父の結城に相談すると「黙って仕事をすればいい」だった。 安堂は今も、その判断が正しかったのかどうか、葛藤(かっとう)を続けている。主治医の山路(和久井)は、個性のひとつとして受け入れるよういつも諭(さと)すようにいうのだった。

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