■離婚後もロイヤルのふるまい ヘンリー王子(41)とメーガンさん(44)は、このところ不安でたまらないらしい。それは、英王室からすべての称号を剥奪されたアンドルー元王子(66)の前妻のセーラ元妃(66)が、王室に関する暴露本を書くとされているからだ。そこには表に出されては困る自分たちの話しも盛りこまれるのではないか、と危惧しているのだ。 アンドルー元王子には2014年ごろから、児童買春疑惑があり、昨年10月には実兄のチャールズ国王(77)がすべての称号、軍関係の名誉職、パトロンの役職もすべて剥奪する決断をしていた。そして今年2月、児童買春をあっせんしていたとされる故エプスタイン被告に外国の機密文書を流した疑惑によって逮捕されている。 前妻のセーラ元妃とは1996年に10年間の結婚生活に終止符を打ち、離婚。だが、その後もロイヤルロッジで同居を続け、英王室のイベントにはそろって出席するなど、セーラ元妃はロイヤルファミリーとしての振る舞いを続けてきた。だが、エプスタイン被告をめぐる疑惑について公開された文書によると、セーラ元妃はエプスタイン被告を「お兄様」と呼び、「結婚」をせがんだことまで明らかになった。英王室はこの状況をさすがに看過できず、元妃は慈善団体のパトロンの役職からすべて外され、公的な役割も公的年金も失った。彼女に残された生活の手段は、暴露本を書くことだけという状況なのだ。 ■出版の豊富な経験とネットワーク セーラ元妃は離婚後、アメリカに渡り、児童書と「ウェイト・ウオッチャーズ」の広告塔としてダイエット本、それに自伝を2冊出してもいる。出版の豊富な経験とネットワークを持つ元妃は、本を出すことに抵抗はなく、それも王室の秘密を暴く内容にしたいのだろう。特に、ヘンリー王子とメーガンさんの王室離脱前後の水面下の交渉を取り上げるとみられている。 ヘンリー王子とメーガンさんは王室離脱後、アメリカの著名な司会者であるオプラ・ウィンフリーのインタビューを受け、ネットフリックスからドキュメンタリー番組を発表したさらに、ヘンリー王子は暴露本『スペア』を出版。それらには、王室批判を展開しても王室側が反論しないことをいいことに、2人にとって都合の良い内容が多く含まれていた。