米アカデミー賞 昨年殺害されたロブ・ライナー監督追悼「スタンド・バイ・ミー」キャスト集合

現地時間15日に米ロサンゼルスのドルビーシアターで行われた第98回アカデミー賞授賞式で、昨年12月に妻と共に殺害されたロブ・ライナー監督(享年78)を追悼するコーナーが設けられた。映画「スタンド・バイ・ミー」(1986年)や「恋たちたちの予感」(1989年)など同監督が手がけた作品のキャストが集結した。 ライナー監督は昨年12月14日にロサンゼルスの自宅で妻のミシェル・シンガーさんと共に複数の刺し傷を負った状態で発見され、息子のニック・ライナー被告が2件の殺人罪で逮捕・起訴された。 映画「プリンセス・ブライド・ストーリー」(1989年)など複数の映画でライナー監督とタッグを組んできた俳優ビリー・クリスタル(78)は、ドラマ「オール・イン・ザ・ファミリー」で共演したことが出会いだったと振り返り、「親友役を演じるのは楽しかった。これからも一緒にやろうと言ってくれました。彼が素晴らしいコメディー俳優から物語の名手へと成長していく姿を見るのは、本当にスリリングな経験でした」とスピーチ。ライナーさんが手がけた作品の数々を紹介した。 「友人のロブの映画は私たちを笑わせ、泣かせ、そして私たちが目指す姿を描いているからこそ、永遠に語り継がれるでしょう」「彼と共に仕事をし、彼を知り、彼を愛するという特権に恵まれたわたしたちに言えることはただひとつ。『相棒よ。あの城を一緒に攻め落としたのは、最高に楽しかったよ』という言葉だけ」と述べて追悼した。 スピーチが終わると背後のカーテンが上がり、ステージには「恋人たちの予感」でクリスタルと共演した女優メグ・ラインをはじめ、「スタンド・バイ・ミー」や「ア・フュー・グッドメン」(1992年)の俳優キーファー・サザーランドや女優デミ・ムーア、アネット・ベニングら仕事仲間たち総勢17人が一列並んで登場。ライナー監督への敬意を示し、会場は感動に包まれた。 追悼コーナーでは、ライナーさんだけでなく妻で写真家のミシェルさんの功績にも光が当てられた。(千歳香奈子通信員)

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