【速報】32年前の爆破テロ「フィリピン航空機内爆発事件」でアルカイダ幹部(当時)を書類送検 本人は「懲役240年+終身刑」で米国施設に収監中

1994年、沖縄県の沖合の上空を飛行していた旅客機で爆発物が爆発し、乗客1人が死亡したテロ事件で、警察は25日、米国の刑務所で服役しているイラク国籍の男を書類送検しました。 航空危険行為処罰法違反などの疑いで書類送検されたのは、イラク国籍のラムジ・アハメド・ユセフ容疑者(57歳 ※当時26歳)です。 警察によりますと、ユセフ容疑者は1994年12月当時、国際テロ組織「アルカイダ」の幹部で、フィリピンの空港から旅客機に爆発物を持ち込み、沖縄県の南大東島から西に約98キロの沖合の上空で爆発させた疑いが持たれています。 ■爆発物が仕掛けられた座席の男性が死亡 この事件では、座席下に爆発物が仕掛けられた席にいた乗客で当時24歳の日本人男性1人が死亡したほか、10人がやけどなどの重軽傷を負い、機体はその後那覇空港に緊急着陸しました。 警察は、フィリピンや米国の捜査当局と情報交換を進めた結果、ユセフ容疑者の犯行と特定し、25日、那覇地検に書類送検しました。 ユセフ容疑者は同時多発テロ事件の主犯格として逮捕され複数の罪で米国の刑務所に収監中で、懲役240年に加えてその後に終身刑、という刑罰が科されているということです。 そのため日本の警察はこれまで直接取り調べをしていませんが、フィリピンや米国の捜査当局に対し容疑を認めているということです。警察は、ユセフ容疑者が出所する見込みはないと判断したことから、25日の書類送検となったとしています。

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