暴力団幹部の男性を監禁し、暴行して金品を奪ったなどとして、警視庁暴力団対策課は、監禁と強盗致傷の疑いで、指定暴力団住吉会幸平一家系組長、鈴木義明容疑者(54)ら男6人を逮捕した。暴対課は認否を明らかにしていない。 幸平一家を巡っては、警視庁は1月、匿名・流動型犯罪グループ(トクリュウ)対策の一環として、特別対策本部を発足させた。同本部が主体となり摘発した事件は初めて。4月からは体制を強化し、部門横断で組織の壊滅を図る。 6人の逮捕容疑は令和8年2月、40代男性を東京都豊島区のビルに監禁。暴行し、肋骨(ろっこつ)を折るなどの重傷を負わせ、ネックレスなど時価総額約90万円相当の金品を奪ったとしている。 暴対課によると、男性は鈴木容疑者の組幹部だった。鈴木容疑者が指示し、同じ組の別の幹部や組員5人が暴行するなどした。男性は、組の情報を漏らしたり、特殊詐欺に関与したりしたなどと因縁をつけられたという。暴対課は詳しい経緯を調べる。