有村架純が主演を務め、黒木華、南沙良が共演した映画「マジカル・シークレット・ツアー」の主題歌が、椎名林檎の楽曲「ありあまる富」に決定。あわせて60秒の主題歌入り予告がYouTubeで公開された。 本作は、2017年に愛知・中部国際空港で主婦たちが金の密輸で逮捕された実際の事件に着想を得たオリジナル作品。夫の横領と解雇を知った2児の母・和歌子、600万円の借金を抱える研究者・清恵、貯金ゼロの未婚の妊婦・麻由が、人生をやり直すため金の密輸に手を染めるさまが描かれる。シンガポールで出会った彼女たちは秘密を共有するが、やがて“魔法のような半年間”にほころびが生じるのだった。 和歌子を有村、清恵を黒木、麻由を南が演じ、会社を解雇された和歌子の夫・高志役で塩野瑛久、清恵の同僚・椎名役で青木柚、高志の上司・田ノ上役で斎藤工も出演した。 主題歌に決定した「ありあまる富」は2009年に発表され、現在も多くのアーティストにカバーされ続けている。有村は「椎名林檎さんのこの楽曲が優しい眼差しででも的確な視点で、この作品ごと掬い上げてくださっています」とコメント。監督の天野千尋も「金を密輸する彼女たちにとって、或いは私たち一人一人にとって、または世界にとって、『富』とはなんなのか? 『富』が満ち足りるとはどういうことなのか? 今あらためて林檎さんの痛烈な問いかけが、映画のラストでこちらに突きつけられる気がします」と楽曲との親和性に言及した。 公開された予告編では、「ありあまる富」のアコースティックサウンドに乗せて、3人が金の密輸をすることで“人生のリベンジゲーム”を始める様子が映し出される。 また、本作のノベライズが5月12日に発売されることも決定。監督の天野と、天野とともに脚本を手がけた熊谷まどかが執筆を担当した。現在予約を受け付けている。 ■ 有村架純 コメント 椎名林檎さんのこの楽曲が優しい眼差しででも的確な視点で、この作品ごと掬い上げてくださっています。本当に大切にすべき真の価値とはなにか、作品と楽曲合わせて楽しんでいただけると嬉しいです。 ■ 天野千尋(監督)コメント 「ありあまる富」がリリースされた2009年から現在に至るまで、世界の格差は広がり続け、奪うこと/奪われることが加速しています。 金を密輸する彼女たちにとって、或いは私たち一人一人にとって、または世界にとって、「富」とはなんなのか? 「富」が満ち足りるとはどういうことなのか? 今あらためて林檎さんの痛烈な問いかけが、映画のラストでこちらに突きつけられる気がします。 ©2026「マジカル・シークレット・ツアー」製作委員会