ニセ警察官の31歳男が80代男性宅でキャッシュカードをすり替えようとしたものの男性は手放さず…詐欺未遂容疑で逮捕 札幌市北区

2024年7月、警察官をかたり札幌市北区に住む80代の男性からキャッシュカード複数枚をだまし取ろうとしたとして、住所不定の31歳の男が逮捕されました。 特殊詐欺未遂の疑いで逮捕されたのは、住所不定、無職の金澤聡志容疑者(31)です。 金澤容疑者は2024年7月22日、警察官の「マツモト」を名乗る氏名不詳者と共謀し、札幌市北区の80代男性宅に警察官を装って訪れ、キャッシュカードを封筒に入れさせ、男性が目を離した隙に別の封筒をすり替えて、キャッシュカードをだまし取ろうとした疑いが持たれています。 警察によりますと、事件当日、男性宅に警察官の「マツモト」を名乗る人物が電話をかけて「詐欺グループを逮捕しました。詐欺グループはあなた名義のキャッシュカードで現金を引き出していました。キャッシュカードを確認する必要があります。警察が行くのでカードをあずけてください」と話していました。 男性が通話を続けていると、警察官を装った金澤容疑者が訪れ、玄関で封筒を差し出し、中にキャッシュカードを入れるよう指示。 男性は、持っている全てのキャッシュカードを封筒に入れると、金澤容疑者は「割印をするので、印鑑を持って来るよう」と話しました。 その際、男性は、金澤容疑者にキャッシュカードが入った封筒を渡さず、封筒を持ったまま部屋に戻って割印をし、再び玄関に向かうと金澤容疑者の姿はなかったということです。 事前にかかって来た電話を不審に思った男性は、自分のキャッシュカードから実際に現金が引き出されているか金融機関に問い合わせると、その形跡がなかったため、詐欺だと疑い警察に通報したということです。 金澤容疑者は、すでに別の詐欺事件で逮捕されていて、その取り調べの過程で今回の事件への関与が浮上したということです。 今回の逮捕容疑について金澤容疑者は「間違いありません」と話し、容疑を認めているということです。 警察は、金澤容疑者を詐欺グループのいわゆる「受け子」とみて、さらに余罪がないか調べるとともに、詐欺グループの全容解明を進めています。

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